リアルの先の… 流れ

同時間帯の「SMAPxSMAP」の視聴率は平均で31.2%だったそうですが…
皆さんは昨日のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」をご覧になりましたか?
番組を見て、私が最も印象に残ったのは「流れ」でした。
今回紹介されたのは、出版不況と言われる中、発行部数を伸ばしている光文社の月刊女性誌『VERY』の今尾編集長。

番組では、今尾さんをはじめ、編集者・ライターさんの一連の作業を追いながら、
『VERY』がなぜ主婦層を中心とした女性達の支持を集めているのか?を解き明かそうとしていました。

理由の一つとして挙げていたのは、今尾編集長のしなやかさ。
しなやかさを象徴する対比として、このようなエピソードが。

― 以前の『VERY』はシロガネーゼという言葉に代表されるように、編集部からの仕掛け(編集から読者へトップダウン)で読者に「これがいいんだよ」と教えるスタンスを取り成功していた。

一方、今尾体制では、そのようなトップダウンのスタンスを取っていない。
実際に主婦に会いに行き、直接話を聞き、主婦のリアル、そして新しい動きをを感じとり、
半歩先を誌面で具現化して読者に見せていく ―

様々な女性誌を目にしますが、
現在、この手法を最も取り入れている雑誌の一つが『VERY』だと思います。

編集部が読者に教えるではなく、主婦が編集部に伝える。

トップダウンから、ボトムアップの要素を持つ双方向へ。
『VERY』のみならず、近年、様々な場面で感じとる流れです。

ボトムアップのみで追従しているのでは、例えば商品やサービスの導入にこぎつけた頃には世の中の動きはもう別の方向を向いてしまっているかもしれません。
雑誌同様、動きの先の「流れ」を感じとり、具現化することで、
お客様は潜在的に求めていた商品やサービスに出会ったと感じるのではないでしょうか。
購買のキーパーソンとしても熱い注目を浴びている主婦層。
主婦層に注目してもらえる商品・サービスには、主婦のリアル、そしてリアルの先の「流れ」を感じとることがとても大切です


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