アップデートの大切さ

ブログタイトルは、まるで各種アプリの更新を怠ったために…的な失敗談のようですが。

 

先日、食事に入った飲食店のご主人から興味深いお話を伺いました。

その方は、都会から海があって緑豊かな観光地に移住し、20年に亘ってお店を切り盛りしています。 料理も美味しく、常に新しいメニューにも挑戦し続け、今でも評判が高い、人気のお店です。

約70%の企業が起業してから3年以内に倒産すると言われている中で、20年間飲食店を続け、且つ人気を維持するのは本当に大変なことです。

 

ご主人が欠かさずに行っていること、それは他店の研究。

「なーんだ。そんなこと、飲食店なら当たり前…」との声が聞こえてきそうですが、このご主人が凄いのは、ご自身のお店のターゲットは誰か?を明確に把握している点です。

こちらの観光地を訪れるのは主に首都圏在住の人たち。

ということは、都内や首都圏各地に数多ある美味しいお店とこちらのお店が比較され続けることを意味します。

距離は遠いかもしれませんが、ライバルなのです。

 

他店研究で自分の店の周辺エリアに足を運ぶ方は多いと思います。

しかし、このご主人は「ターゲットはどこへ出かけるのか?」を理解した上で研究をしているのです。

情報収集を欠かさず、都内や首都圏各地に(そして首都圏在住の人たちが訪れるであろう観光地にも)足を運び、

「今、どのようなお店が話題なのか?」

「どのようなお店が人気なのか?」

そして最も大切な

「なぜなのか?」をご自身の感覚で把握しようと努力しています。

 

他店研究で重要視するのは、料理もさることながら、店の「空気感」だそうです。これはお店と顧客が一緒に作り上げるもの。

ブランドイメージの観点からも非常に重要です。

ご主人はその「空気感」によって店主の料理やお店に対する姿勢も把握できるのだとか。 顧客から熱い支持を得ている店舗は、庶民的なお店から、高級店やイマドキのお店まで、「ならではのいい空気感」があるといいます。

店を判断するその他の要素として「規模(と人員のバランス)」(計画性が表れます)、「トイレの清潔感」(店舗の姿勢が最も現れる場所です)を挙げていました。

そして得たものを「消化」して、ご自身のお店の「更新」の際の参考にしているのだそうです。

「移住したり、起業した直後はいいんだよ。 例えば、味覚もその時はまだ“都会のレベル”を維持していて、アイデアも新しいだろうし。 でも地方に長く住んだり、落ち着いちゃうと、現状維持かそれすらも徐々に難しくなる… 都会では常に生まれ変わったり、更新し続けているのに。 だから感覚を保ちつづけていないと」

店主さんのこの話が当てはまるのは、飲食店に限らないと思います。

 

 


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